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2021.05.31更新

 

6月1日から当院でも高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの個別接種が始まります。

 

当院では、電話での予約ですが、現時点では比較的スムーズに予約が取れています。


もし、ご近所でまだ予約が取れていない65才以上の方がいらしたら、予約専用電話番号:03−5653−0713にお電話を下さい。

 

 

集団接種1

 

さて、私は当院の個別接種に先駆けて昨日5月30日に東砂スポーツセンターでの集団接種に出勤してきました。

 

今回はまだ1日で200人とのことですが、6月6日以降は400人の接種が行われることになっています。

 

 

集団接種2

 

また、31日にはファイザーのワクチンは12才以上に承認されたようです。

現在は医療従事者、高齢者にだけ接種券が配られていますので、まだ先の話にはなりますが、小児科の患者さんに接種する日も思っていたより早く来るかも知れません。

 

 

6月15日には16才から64才までの区民に接種券が発送されるそうです。
https://www.city.koto.lg.jp/291101/cig.html

 

優先順位もありますが、ワクチンを無駄にしないよう柔軟に接種を進めるつもりです。

 

 

 

2021.05.19更新

 

 

先週、私を含め当院のスタッフはコロナワクチンの接種の2回目が終了しました。

これで、我々が感染しにくくなっただけでなく、我々を介した感染の広がりも抑えることができます。

 

コミ名ティー

 

これまで、副反応は1回目より2回目の方が出やすいといわれていますが、当院のスタッフでも同様の傾向が見られました。

ただ、私自身はどういうわけか、接種翌日の腕の重みぐらいで大したことなく済みました。

スタッフはみな軽い発熱や、倦怠感、頭痛があり休診日に自宅で安静にして回復しましたようです。個人差は大きそうですね。

 

私たちのスタッフから感染を拡げるような可能性は低下したと考えられますが、まだまだ変異ウイルスも拡大しているなか、気を抜かないで感染対策は続けていこうと考えています。

 

いよいよ江東区の高齢者向けコロナワクチン接種は集団接種が始まりました。日曜日は私も集団接種のお手伝いをする予定になってます。
また、当院でも個別接種を6月1日から開始するにあたり、準備をしています。

 

このコロナ禍を1日でも早く収束させるため、ワクチンは急ぐ必要があると思っています。
折角、最近のデータでワクチンが変異ウイルスにも有効であることが分かってきたのですから、このワクチンで少しでも変異ウイルスの拡大を抑えたいところです。

 

多くの人がワクチン接種が終了するまでは、いままで以上の「マイクロ飛沫対策」「ソーシャルディスタンス」が必要だと思います。

 

 

2021.04.23更新

 

医療従事者のコロナワクチン接種が江東区でも4月19日から始まりました。いよいよ、ゴールデンウィークを目前にしてコロナの感染者数が増加してきました。

 

この増加の一因として言われているのが、コロナ変異型です。変異型は感染力が強くなり小児にも感染が広がる可能性もあり、大いに気になるところです。

 

 

さて、変異型とはどういうものでしょうか。

ちょうど、先日NHKスペシャル(「新型コロナ 全論文解析2〜AIで迫る 終息への道〜」)で特集していましたので、それにそって説明させていただきます。

 

変異型1

 

変異とは、ウイルスが自分の複製を作る際に偶然おこってしまうコピーミスです。 

 

ウイルスが人間の細胞に接着するときに利用するスパイク(突起)に起こる変異がたまたま起こるとこれが問題で、人間の細胞のACE2レセプターにくっつきやすくなり感染性がアップするのです。

変異の名称ですが、たとえばスパイク蛋白の501番目のアミノ酸がN(アスパラギン)であるはずが、Y(チロシン)に変わっているとN501Yと呼びます。

で、どのような変異をもった株がいままで知られているかというと、

 

 

B1.1.7 (イギリス株) N501Y HV69/70 P618H

 

B.1.351 (南アフリカ株) N501Y E484K

 

P.1 (ブラジル株) N501Y E484K

 

B.1.617 (インド株) L452R E484Q

 

 

で、特に日本で問題になっている変異はN501Yで、この変異を持っているとウイルスが細胞のACE2レセプターにつきやすくなり、感染力が増します。

これがイギリスで感染が再び増加した原因です。


また、
E484Kを持っている変異があると、免疫を逃れる性質があると言われています。

 

これらの変異が二重に起こって困った例が、ブラジルで起きました
ブラジルのアマゾン河のほとりにあるマナウスという街では、去年の春に従来型のコロナが大流行して住民の7割が感染し5000人以上の死者がでたそうです。その後感染爆発は収束し、一旦落ち着き集団免疫が出来たかに見えました。しかし、その12月から感染者数が増加し、その中には多くの「2度目の感染」の人が現れたとのことです。つまり、一度感染して抗体ができても、その免疫を逃れるE484K変異をもつブラジル株がこれです。

変異2

 

変異3 

今はN501Yの変異だけを持っている株が東京でも増えている訳ですが、今後はN501YとE484Kの両方をもった南アフリカ株、インド株が増えることも考えられ、より強力になる可能性もあるのです。

 


ではこの変異型に現在あるワクチンは効果があるのでしょうか

 

 

結論から言うと、おおよそ効果は保たれると言われています。

変異4

 

事実として、ワクチン接種が進んで感染者が劇的に減っているイスラエルでは、接種前に流行していたのはN501Y変異をもった株だったと言うことです。


RNAワクチンは抗体を産生するだけでなく、キラーT細胞も活性化できる効力をもっているので、抗体が効きにくいE484K変異をもったウイルスにも効果があると言うことです。

 

変異5

 


変異型が流行すると今後の流行予測は?

では、ワクチンがこのままのペースで順調に打たれれば、流行は収束するのでしょうか?という疑問ですが、残念ながら内閣官房のシミュレーションプロジェクトで感染予測をされている倉橋節也教授のシミュレーションでは第5波も避けられないようです。

 

変異6

 

感染が広がれば小児でも重症者が増えるかも知れません。本当に油断できない状況になってきました。

 

 

2021.04.21更新

 

先日、NHKスペシャルの「看護師たちの限界線」という番組を見ました。東京女子医大病院のICUに勤める看護師さんたちを5ヶ月の長期密着して取材したものです。

 

看護師

 

 

主に2人の看護師さんに密着していましたが、まさに過激な現場で12時間労働で、その間わずかしか休憩が取れず闘っている様子を映していました。1キロ近いガスマスクをつけ、全身を予防着で覆いながらの患者さんのケアは見るだけで過酷なのが分かります。
感染対策のために、近くのホテルに一人で生活しながらずっとそのような勤務を繰り返し、そしてボーナスは半額になってしまう。

看護師ー給料

 

高い使命感をもっていても、これで燃え尽きない方がおかしいといえます。一人はストレス性胃潰瘍で出血し、休職。もう一人の看護師も離職の追い詰められました。

医療者にとって、病気の患者さんが快方に向かい笑顔をみせてくれることが最大の喜びになるはずです。それが、入院して最初は数日で退院できると期待しながら話していた患者さんがあれよあれよという間に悪化、そして亡くなってしまうというような状況を繰り返し経験するとかなり辛いと思います。

 

そんなことが、何回も、そして1年以上もずっとずっと続いているのです。

 

4月、そんな職場に10人の新人看護師が配属されています。希望を胸に卒業した彼らが燃え尽きること無いことを切に願わずにいられません。

 

この番組を見て、「もっと交代制にすればいい」とか「休職している看護師を募集したら」とか思うかも知れません。でも、大学病院にいた当院のスタッフにこの話をすると、きつくて潰れてしまいそうな現場に配置換えをされる話がでると多くの人が、「それなら退職して他に行きます」と言うとのことです。

 

それは当然のことに思えます。生き死にが関係する職場という意味では彼らは戦場にいく兵士のようなものなのです。病床は簡単には増やせません。使命感だけでは、このコロナは乗り切れないのです。


皆で協力してコロナの感染を止めなければ限界はくるのでしょう。

 

2021.04.03更新

 

日本脳炎のワクチンが不足してご心配をおかけしています。

ワクチンの製造過程での問題で、本年4月からの出荷が停止されていて、新しく出てくるのが、12月以降になるとのことです。

しばざくら

 

 

日本脳炎はどんな病気でしょうか。

 

 

日本脳炎は日本脳炎ウイルスによっておこるウイルス感染症で、ヒトに重篤な急性脳炎を起こします。感染しても実際に発症するのは100人から1000人に1人と言われています。しかし急性脳炎になるとと高熱・頭痛・嘔吐・意識障害やけいれん等の症状がでて、致死率も20−40%と高く、重度の後遺症が残る割合も多いのです。

 

 

発生頻度は国立感染症研究所の報告によれば、年間で多くても日本全体で10例以下であることが多いようなので、決して多い病気ではありません。

日本脳炎発生動向

 


この病気はコガタアカイエカによって媒介され、ブタ-蚊-ブタの間で感染環を形成しています。豚は感染しても症状はありませんが、ヒトにおいては、日本脳炎ウイルスに感染した100~1,000人に1人が脳炎症状を発症すると報告されています

 

日本脳炎ウイルスを持っているブタを刺した蚊が飛んできて、その蚊に刺されると感染しますので、ヒトーヒト感染はありません。

 

日本脳炎ーブタ

 

従って、ブタと蚊の存在がなければ感染しないのです。一般に日本脳炎ウイルスは西日本のブタに多く感染しています。
実際に以前は、北海道では日本脳炎ワクチンはほとんど打たれていませんでした。

 

夏の蚊の多い時期にそのような所に行く機会がある人はとくに注意が必要と言えます。 

 

東日本では比較的稀な病気と言えるでしょうが、旅行で、西日本やアジア諸国に行ったりする可能性もあるので接種はお勧めです。

接種が遅れて接種の期間が空いてしまっても次の接種は有効で免疫はできますので、最初からやり直す必要はありません。出来る状態になったらなるべく速やかに打ちましょう。

 

 

2021.03.25更新

 

今度こそ、桜です。満開になりましたね。

 

さくら2021


気持ちが浮き立つような季節になって来たわけですが、変異ウイルスが増え小児にも広がるとの懸念もでてきました。

 


では、小児でどのような症状があるとコロナのPCR検査が陽性になりやすいのでしょうか。それを検討した論文がカナダから出ていました。

 

2020年4月から9月までで、なんらかの症状があるか、接触が疑われPCR検査を行った18才未満のお子さん2463人を対象にしています。そのうち、1987例(平均年齢9.3才)が陽性でした。

そのなかで、714 例(35.9%)は無症状です。

 

どんな症状があるとPCR検査が陽性になるのでしょうか?

それをこの論文では求めていて、
陽性尤度比(ゆうどひ)という数字で表しています。
言い換えると、どの症状があればコロナを疑えるかということです。
この数字が大きいほどPCR陽性になる「もっともらしさ」が大きいと考えて下さい。

 

それによると、

咳は0.96
鼻水は0.87

でした。

この数字が1以上で大きいほど、その症状からコロナが疑えるのですが、この結果からは咳とか鼻水だけではコロナを疑う条件にはならないということです。

 

咳や鼻水がでる風邪はコロナ以外でも沢山あるので、当たり前ですね。

 

一方で、他の症状でいうと、

 

味覚異常、嗅覚異常で7.33 
嘔気、嘔吐で5.11
頭痛で2.49
発熱で1.68

 

味覚、嗅覚異常、嘔気、嘔吐、頭痛をすべてがあると65.92でした。

さすがに全部そろえば当たるって訳です。

 

 

反対にこれらの症状はどれも頻度は低いので、これらの症状の一つ一つが無いからと言ってコロナではなさそうなどとは言えません。

 

この論文から分かったのは、やはり、これらの症状と接触歴などを合わせて総合的に診断するのが良さそうだということです。

 

 

結論として現状では疑ったら検査するしかないのでしょう。

 

 

Symptoms associated with a positive result for a swab for SARS-CoV-2 infection among children in Alberta

https://www.cmaj.ca/content/early/2020/11/23/cmaj.202065.long

 

 

2021.03.16更新

 

もうコロナが流行し始めてほぼ1年たってしまいました。光陰矢のごとしと言いますが、イベントが少ないせいか、あっという間だったような気もします。(写真:梅が咲いていました。)

 

湯島の梅

 

時間が経ち情報が増えてきています.
小児コロナ患者の症状についての症例数を増やした論文がでてきています。

 

Epidemiological features of coronavirus disease
2019 in children: a meta-analysis

https://www.europeanreview.org/wp/wp-content/uploads/1146-1157.pdf

 

この論文は世界中から小児のコロナウイルス患者の報告1万1千671例についてのまとめです。


それによると、

 

発熱 55.8%
咳など呼吸器症状 56.8%
消化器症状 14.4%
無症状 21.1%

で、重症度は全体的に低いものの、
川崎病に似た全身性炎症症候群が6.2%

 

だったとのことです。

 


一般的には発熱と乾いた咳があるというのをイメージされることが多いと思いますが、
発熱も、咳もその割合がすくなく、下痢、嘔吐といった消化器症状が多い印象ですね。

 

一方で、接触歴などの原因があったのは85.2%だったとのことです。

 

つまり、症状から疑っても診断するのは難しく、むしろ周りで罹患しているひとがいないかの方が重要のようですね。
熱があるかどうかでは見分けるのが難しいのですね。

 

 

これまで、小児の患者の大半が家庭内での大人からの感染だと言われていますので、そういったことのほうが参考になるようです。

 

 

2021.03.03更新

 

令和3年3月3日ひな祭りです。今朝は長嶋茂雄さんがキャンプに現れたというニュースまでみてしまい、偶然とはいえ3が重なる日です。で、コロナの日本向けワクチンも3種類あるのでその話。

 

ひなだん


今回コロナワクチンはアナフィラキシーが普通のワクチンと比較して頻度が高いということで、日本アレルギー学会からその対応についての指針が3月1日付けで発表されました。
それによると、一般的なワクチンではアナフィラキシーの頻度は1.3/100万接種とされていますが、ファイザー製が5-11.1/100万接種、モデルナ製が2.5-2.8/100万接種ですから、やはり多い印象です。アストラ製はまだ大規模なデータが出ていません。

 

現時点ですべての新型コロナワクチンによるアナフィラキシーは適切な対処により回復しているということです。

 

今回のワクチンが出来ない人として、過去にアナフィラキシーを経験した人はダメという印象の報道があったりしましたが、実際には「ワクチンに含まれる成分に対する重度のアレルギーのある人」です。

 

では、どんな成分が含まれていて問題なのでしょうか。
このワクチンにはこれまでのワクチンに含まれていたアジュバントや保存剤は含まれていません。
ファイザーやモデルナのmRNAワクチンは、mRNAが脂質ナノ分子というものに封入され、それを水溶性にするためにポリエチレングリコール(PEG)が使用されています。

 

PEGはマクロゴールとも呼ばれ様々な食品に乳化剤として含まれ、食品としての安全性は確認されています。また、化粧品や、軟膏にも広く用いられています。
お子さんの便秘に使われるモビコールという内服薬はまさにこのPEGそのものです。
大変に広く使用されているものですが、アナフィラキシーの報告は非常に限られているようです。

 

今の時点ではこのPEGがアナフィラキシーの原因かはまだ不明な点もありますが、危険な成分とは言えないと思います。

 

 

2021.02.28更新

 

変異ウイルスが小児にも感染しやすい可能性が言われて、いよいよ困った事態です。
そんな中で、トンネルの先の光の一つはワクチンであるのは間違いないところです。

河野大臣も頑張っているようですが、ヨーロッパからの輸入が限られていたりしていつ打てるのかも分かりません。
でも、それ以上に心配なのは、「何となく不安なのでワクチンを打つかどうかは様子をみて考えたい」という人が多いという報道です。

なるべく正確な情報が欲しいところですが、官邸のホームページはやや敷居が高いように感じるかも知れません。

で、Youtubeでかなり分かりやすい動画がありましたので、シェアさせていただこうと思います。6分間の動画ですが、お勧めですので、見てみて下さい。 

 

2021.02.26更新

 

三寒四温という感じでしょうか?寒い日もまだありますが、いよいよ花粉症で来院されるお子さんが増えて来ました。

実は私も花粉症で毎年憂鬱な春を迎えている1人ですが、最近では西洋薬に加えて漢方薬を使うことで、それほど辛くなく過ごせています。今回はそんな話です。

すいせん

 

スギ花粉症の治療は、以前はアレルギー反応を抑える抗ヒスタミン剤やロイコトリエン剤を飲んだり、点鼻、点眼をするしかありませんでした。

 

最近では経口免疫療法といってスギ花粉の成分が含まれた薬を口に含んで時間をかけて慣れを生じさせる治療があり、当院でも多くの方がされています。毎日内服して、3年間と時間はかかりますが、根治的な治療法ですので、とくに重い症状の出る方にはお勧めです。

 

また、12才以上に限りますが花粉症でもゾレアという生物学的製剤の注射が保険適応になっています。これは2−4週に1回の注射による治療で、重症に限られます。

 

 

でもそこまで重症ではないよという方も多い訳です。そういった方は内服薬としては抗ヒスタミン剤(抗アレルギー薬とも言われます)が中心になります。最近の抗ヒスタミン剤は脳内移行が抑えられ眠気の出にくい第2世代の薬が多くなっています。小児にも使用できる薬はザイザルとかアレグラとかがありますが、大人に使用できる薬に比べると選択の範囲は限られます。

では、そういった薬で十分な効果がでない方には、どうしたら良いでしょうか?
当院では漢方薬を併用してよい結果になる方も多いです。保険も通っていますので普通に処方出来ます。漢方薬というと飲みにくい印象もあると思いますが、錠剤もありますし、粉でも飲んでくれるお子さんも沢山います。

 

小青竜湯

 

小青竜湯という漢方が代表的な薬で、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎に適応があり多くの方に効果がありますので、第一選択とされることが多いのです。
でも、漢方薬は体質とそのときの体調(証といいます)に合わせて処方され効果を示すもので、全員に効果があるとは言えませんが、証にぴったりする薬が見つかることもあります。

 

個人的な経験になりますが、私の場合、他の漢方をトライしたところ、鼻づまり、目のかゆみも内服して1時間以内に止まりました。

 

もちろん、漢方だからといって副作用がないとは言えませんが、西洋薬が効果十分でないときは選択肢の一つとしては良いかなと考えています。

 

 

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