相変わらず、私たち医療従事者およびその家族はみなG0 TOの恩恵にはあずかれず、何となくどんよりとした日々です。
テイクアウトの食事でもGO TOを適用していただけるとありがたいのですが。
我慢の3週間が過ぎようとしていますが、街の人出は減ることもなく感染者数も伸びていますね。医療現場の逼迫のニュースを見ると、本当に胸が痛くなります。
全員の治療がすぐには出来ない現場では、トリアージという名前で助ける順番を決めることになるわけです.
その判断を医療者としてするのは辛いことに違いありません。
最近、たまたま見たYoutubeで芸能人が16年通っている料理屋に行き、カウンターに座ってそこの大将と語り合っている動画を見ました。この大将、マウスシールドしかせず料理をつくり、マスクをしていない芸能人といろんな話をしているのです。
マウスシールドはほとんど意味がありません。でもこういった飲食店も多いのではと思うと力が抜ける感じです。
また、家庭内感染というのも多いようです。
今朝のNHKでは50台後半の男性が感染、その家の高齢者を含む同居家族が全員感染したという事例が紹介されていました。男性は「軽く考えていた」ということでしたが、入院して重症化。息子さんは「骨になって帰ってくるかも」とまで考えていたとのことです。
またTwitterでは、
というようなつぶやきもあったりして、実に家族への影響は大きいなと思います。
一方で、夫の感染後、対策をしっかりすることで、自身と1才のお子さんを感染から守れたというようなツイートもあり、参考になります。
参考
新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00009.html
年末年始を迎えるに当たって、家庭で感染者あるいは濃厚接触者が出たときの用意、こころの準備をしておく必要がありますね。