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2020.07.28更新

GO TOキャンペーンも行われ、経済と感染拡大防止の間の舵取りはいよいよ難しくなっている感じがしています。


その中で気になるのは、感染症や疫学などいわゆる専門家と言われる人たち以外の人が数字を使って斬新な理論を持ち出していることです。

大阪モデルに採用されているK値とか、とても科学的とは言えない理論でしょう。

ずっと昔からパニックの時には、現状で苦しんでいる人がすがりたくなるようなデマが飛び交う物です。

 

楽観論はだめ

 

 

とくに「コロナウイルスは弱毒化している」とか「ただの風邪」といった話は疑わしそうです。
国立国際医療センターの忽那先生の記事にもあるように

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200726-00189953/

 

 

・第1波のときよりも軽症例を含めて診断されている
・ハイリスク患者が重症化するのはこれから
・治療法が確立してきている

 

 

だろうと私も思います。

まだまだ、油断はなりません。
 

2020.07.28更新

GO TOキャンペーンも行われ、経済と感染拡大防止の間の舵取りはいよいよ難しくなっている感じがしています。


その中で気になるのは、感染症や疫学などいわゆる専門家と言われる人たち以外の人が数字を使って斬新な理論を持ち出していることです。

大阪モデルに採用されているK値とか、とても科学的とは言えない理論でしょう。

ずっと昔からパニックの時には、現状で苦しんでいる人がすがりたくなるようなデマが飛び交う物です。

 

楽観論はだめ

 

 

とくに「コロナウイルスは弱毒化している」とか「ただの風邪」といった話は疑わしそうです。
国立国際医療センターの忽那先生の記事にもあるように

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200726-00189953/

 

 

・第1波のときよりも軽症例を含めて診断されている
・ハイリスク患者が重症化するのはこれから
・治療法が確立してきている

 

 

だろうと私も思います。

まだまだ、油断はなりません。
 

2020.07.28更新

GO TOキャンペーンも行われ、経済と感染拡大防止の間の舵取りはいよいよ難しくなっている感じがしています。


その中で気になるのは、感染症や疫学などいわゆる専門家と言われる人たち以外の人が数字を使って斬新な理論を持ち出していることです。

大阪モデルに採用されているK値とか、とても科学的とは言えない理論でしょう。

ずっと昔からパニックの時には、現状で苦しんでいる人がすがりたくなるようなデマが飛び交う物です。

 

楽観論はだめ

 

 

とくに「コロナウイルスは弱毒化している」とか「ただの風邪」といった話は疑わしそうです。
国立国際医療センターの忽那先生の記事にもあるように

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200726-00189953/

 

 

・第1波のときよりも軽症例を含めて診断されている
・ハイリスク患者が重症化するのはこれから
・治療法が確立してきている

 

 

だろうと私も思います。

まだまだ、油断はなりません。
 

2020.07.28更新

GO TOキャンペーンも行われ、経済と感染拡大防止の間の舵取りはいよいよ難しくなっている感じがしています。


その中で気になるのは、感染症や疫学などいわゆる専門家と言われる人たち以外の人が数字を使って斬新な理論を持ち出していることです。

大阪モデルに採用されているK値とか、とても科学的とは言えない理論でしょう。

ずっと昔からパニックの時には、現状で苦しんでいる人がすがりたくなるようなデマが飛び交う物です。

 

楽観論はだめ

 

 

とくに「コロナウイルスは弱毒化している」とか「ただの風邪」といった話は疑わしそうです。
国立国際医療センターの忽那先生の記事にもあるように

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200726-00189953/

 

 

・第1波のときよりも軽症例を含めて診断されている
・ハイリスク患者が重症化するのはこれから
・治療法が確立してきている

 

 

だろうと私も思います。

まだまだ、油断はなりません。
 

2020.07.27更新

このコロナの外出自粛で私的に良かったことのひとつは、youtubeで聞ける落語がすごく増えていることです。

もともと、中学の頃から落語を聞くのは好きだったんですが、古今亭志ん朝さんをはじめとしていろいろな方の古典落語を聞きました。

そして、我が家の今年中学1年の末っ子とはいつも寝る前に落語のCDやyoutubeを一緒に聞いていました。

おかげで、最近は親の小言に絶妙な切り返しをするようになり思わず笑ってしまいます。

最近の私の好きな落語は立川志の輔さん、柳家喬太郎さんとかの新作落語、また立川談笑さんも大好きな落語家さんです。古典の「こんにゃく問答」を「シシカバブ問答」へ、「百川」を「叙々苑」へと新作への改作も得意で、ハチャメチャな感じがするところも私が気に入っている点です。
ちなみにこの談笑さん、江東区砂町出身です。

「叙々苑」 https://www.youtube.com/watch?v=zeZFK4dnKb0&t=1359s

談笑

 

ただし、落語はお子さんにはちょっと聞かせられないような内容も多いですよね。艶っぽい話も多いですし。
 
そこで、お勧めは桂文我さんの「こども落語」のシリーズに大変お世話になりました。時そば、そばせい、まんじゅう怖い、地獄八景など古典で有名な話は繰り返し聞いていました。お子さんと聞いてみると新しい発見があるかも知れません。

たぬきの入学式

https://www.youtube.com/watch?v=6uPG06cy7sc&t=9s

 

古いものを下敷きに、新しいアレンジ、発見がある点が落語の魅力なのかも知れません。

2020.07.21更新

先日は町田市医師会主催のオンライン講習会に参加させていただきました。

講師は国際医療研究センター 国際感染症センターでコロナウイルス患者さんと実際に闘っていらっしゃる忽那賢志先生です。忙しい中、このような講演会をしていただけて、忽那先生には本当に頭が下がります。

世の中コロナに関する情報があふれる中でいろいろ知識の整理、確認ができる良い機会でした。


今回は新型コロナウイルスはどのぐらいの期間他人に感染させるのかについてです。

 

潜伏期

 

 感染期間

 

 

 

うつる時期 

 

 

 

インフルエンザは発症してからの方が、ウイルス量が多くなるので周りの人も注意しやすいといえます。一方でコロナは発症前の無症状のときが一番感染性が高いというのがイヤらしいところですね。

 

今、この無症候感染者から感染している人が45%をしめるというのが話題になっています。

 

元気に見えても、これから発症するかどうかは誰にもわからないのですから、みんながうつらない、うつさないことを注意する必要があるのです。

2020.07.15更新

まだまだ東京を中心として感染者がくすぶっている状態です。保育園でもクラスターらしき集団感染がでて、小児科医としては大変に心配して見ています。

さて、そんな中でまたコロナの抗体検査にまつわるニュースが出てきています。新宿の演劇のクラスターでは、抗体陰性だからという理由で感染が広がったとか、大阪では公費をつかって抗体検査をするとか。

 

大阪goto新宿

 

以前のブログ(6月19日と22日)にも抗体検査について書いたことがあります。

でも私のブログを読んでくれる少数の方には(たまにブログ読んでますと言われると嬉しいです)もう一回説明させていただきたくなりました。

結論から言います。抗体検査はお勧めしません。理由を書きます。

陰性の場合 
1.罹ってない 
2.罹っているけどまだ抗体が出来ていない。
3.過去に罹ったけど抗体が消失した
4.偽陰性

 

陽性の場合
1.偽陽性(今の流行状況では半分ぐらいの確率で偽陽性)
2.過去に罹って治っている
3.現在罹っていて抗体は出来たけど治っていない。他の人に感染させる可能性があるので、さらにPCRや2週間程度の隔離が必要である。

ということになります。

ということは、陰性でも、陽性でも感染している可能性があると言うことです。

また、現在の流行状況からは偽陽性がでる可能性が高く、無駄に大騒ぎする必要があります。


もし、検査の誤りで陽性と出てしまったら、PCRの検査を受けなくてはならず、家族全員自宅待機2週間とかになったら目も当てられません。

あくまで、抗体検査は感染の広がりを知る研究目的と考えた方が良いです。

 

社員に安心を

 

 

私は以前、国立小児病院のアレルギー科に勤務していたときに、重症のアトピー性皮膚炎の患者さん相手にさまざまな詐欺的アトピー商法があるのを知りました。
せめて、私のブログを読んでくれる方には、コロナ商法に引っかからないように願っています。

 

コロナ検査

2020.07.12更新

 

先日、ZOZOマットという足の形を計測して、通販でも足形にぴったりの靴が見つかるというのをやってみました。

 

足形


元々、甲高幅広の足のためいつも靴選びには苦労して来ましたので、この3D計測でぴったりの靴が見つかり通販で買える時代になったと喜んでトライしました。
実際の計測結果はある程度予測した通りでした。残念ながらシュッとしたスタイリッシュな靴は私には縁がないようです。


このシステムは、その計測値からZOZOタウンでフィットする靴を選んでくれると言うものです。


でも、選んでくれた靴はいつも選んでいるサイズよりはるかに大きく、いつもは26.5センチの靴を選んでいるのに、27.5センチとかを推薦されてしまいました。心理的抵抗感からやはりお店で試着してみないと買えないジャンって結論になりました。


実店舗で、かつフィッターさんのいる店なら安心できるのにと思います。おそらくこんな考え方は古いのかも知れません。将来は足形に合わせて人工知能がテーラーメイドしてくれるのでしょうが、私はそれまで待たなければいけないようです。

 


食物アレルギーの治療も似たようなことがあると、日々思っています。確かに最近では食物に対するIgE抗体を測るのは何処でもやろうと思えばできる世の中です


しかしながら、その検査の結果の正しい理解、解釈をして実際の指導をするのは生身のドクターです。症状に個人差の大きい食物アレルギーでは、その指導も画一的にはしにくいのが現状です。


当院では、市販の食物にどの程度アレルゲンが含まれているかを測定した表を利用して相談させていただいています。

 

アレルゲン

 

 


靴を買うのに熟練のフィッターさんが頼りになるように、食物アレルギーでも一人一人にベストなテーラーメイドの治療を提供できるようにしなければと思う日々です。

 

 

2020.07.06更新

また、新型コロナの新規感染者数がとくに東京で増えていますね。この長いトンネルのなかで私たちがどのあたりにいるのか見えないですね。

 

タモリさんと山中伸弥教授がでている7月4日のNHKスペシャルでを見ていたら、、コロナウイルスを中和できる抗体の薬も臨床試験が進んでいる話もでていて、期待できそうに思いました。もしかしたら光が見えかけているのかも知れませんね。

NHKスペ

 

さて、その同じ番組のなかでも、日本は欧米に比べてコロナの患者数、死者数ともに少ないという謎 ーファクターXー についても触れていました。

 

超個人的に言わせてもらえば、日本の被害が少なめななのは、日本人の衛生観念、生活習慣、そして医療制度、医療レベルの高さも大いに関係していると思うのですが、やはり一番には専門家委員会のクラスター対策班の活躍、なかでも西浦教授の数理モデルが最大の効果があったのではと思ってます。

 

 

そのほかでは番組中でやっていたHLA型が人種、民族で違うのでコロナに対する免疫力が違ったという説は、なるほどと納得させるものがあったように感じました。

その国、その国、地域、地域で大昔から流行する病気が違い、そこに生きている人たちは昔その地域で大流行した病気には罹りにくいと言うのは説得力があると思います。

 

 

以前、読んだ「寄生虫なき病」という本の中でこんな話がありました。
イタリアにあるサルデーニャ島は昔はマラリアが大流行する島でした。そこに住む住民はマラリアに強く、攻め込んできたナポレオン軍はマラリアに弱かったために征服をあきらめたということです。

この話には続きがあります。
その後、ロックフェラー財団がマラリアの原因になる蚊を世界的に退治したあとこの島でもマラリアはいなくなり、その代わりに多発性硬化症という自己免疫疾患にかかる人が大変多くなったと言うのです。寄生虫がいなくなることで、自己免疫疾患になると言うのは皮肉ですね。

 

NHKスペシャルの中でも、ウイルスはからなずしも悪さだけでなく人類の進化にも役にたっていて、人間のDNAの8%がウイルスからもらったものと言っていました。

 

ウイルス

 

長い歴史の中では病気を起こす細菌、ウイルス、寄生虫いずれも人類にとって悪い面のみならず、共生するなかで良い影響もあるものと考えられるようです。

今回のコロナウイルスと私たちはどう折り合いがつけられるのでしょうか。

 

2020.07.06更新

また、新型コロナの新規感染者数がとくに東京で増えていますね。この長いトンネルのなかで私たちがどのあたりにいるのか見えないですね。

 

タモリさんと山中伸弥教授がでている7月4日のNHKスペシャルでを見ていたら、、コロナウイルスを中和できる抗体の薬も臨床試験が進んでいる話もでていて、期待できそうに思いました。もしかしたら光が見えかけているのかも知れませんね。

NHKスペ

 

さて、その同じ番組のなかでも、日本は欧米に比べてコロナの患者数、死者数ともに少ないという謎 ーファクターXー についても触れていました。

 

超個人的に言わせてもらえば、日本の被害が少なめななのは、日本人の衛生観念、生活習慣、そして医療制度、医療レベルの高さも大いに関係していると思うのですが、やはり一番には専門家委員会のクラスター対策班の活躍、なかでも西浦教授の数理モデルが最大の効果があったのではと思ってます。

 

 

そのほかでは番組中でやっていたHLA型が人種、民族で違うのでコロナに対する免疫力が違ったという説は、なるほどと納得させるものがあったように感じました。

その国、その国、地域、地域で大昔から流行する病気が違い、そこに生きている人たちは昔その地域で大流行した病気には罹りにくいと言うのは説得力があると思います。

 

 

以前、読んだ「寄生虫なき病」という本の中でこんな話がありました。
イタリアにあるサルデーニャ島は昔はマラリアが大流行する島でした。そこに住む住民はマラリアに強く、攻め込んできたナポレオン軍はマラリアに弱かったために征服をあきらめたということです。

この話には続きがあります。
その後、ロックフェラー財団がマラリアの原因になる蚊を世界的に退治したあとこの島でもマラリアはいなくなり、その代わりに多発性硬化症という自己免疫疾患にかかる人が大変多くなったと言うのです。寄生虫がいなくなることで、自己免疫疾患になると言うのは皮肉ですね。

 

NHKスペシャルの中でも、ウイルスはからなずしも悪さだけでなく人類の進化にも役にたっていて、人間のDNAの8%がウイルスからもらったものと言っていました。

 

ウイルス

 

長い歴史の中では病気を起こす細菌、ウイルス、寄生虫いずれも人類にとって悪い面のみならず、共生するなかで良い影響もあるものと考えられるようです。

今回のコロナウイルスと私たちはどう折り合いがつけられるのでしょうか。

 

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