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2020.11.28更新

いよいよ、身近な所でもコロナ陽性者がでたという話を良く聞くようになってきました。

例年なら忘年会のシーズンが迫ってきて、お誘いが多く来る時期かと思います。例年なら子どもたちもクリスマスなどで集まる機会が多くなる季節でもあります。

これまで、分かっているように多くのお子さんのコロナ感染は家庭内感染で起こるので、忘年会などで大人が感染してお子さんに伝染させてしまわないように気をつけたい所です。

さて、コロナ感染で気をつける「3密」はもう知らないひとはいない筈ですが、実際どんな状況で感染伝播が起こっているかが、国立感染症研究所のホームページに載っていましたので以下に引用させていただきます。


https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9941-covid19-26.html

 

というわけで、先日高校の同級生から忘年会のお誘いがありましたが、医療従事者である私はもちろん出席できません。

来年の忘年会まで我慢です。

caseA

caseBcaseC

caseDcaseEcaseF

matome

 

2020.11.28更新

 

木曜日は担当する保育園2園の健康診断をしました。ここのところ毎週木曜は保育園の秋の健診です。

そこで、ウチのクリニックが混んでいると噂になっていると耳にしました。

確かに、現在予約が取りにくくなっていて、ご迷惑をお掛けして申し訳ない状態になっています。

紅葉1

 

でも、すこしだけ言い訳をさせて下さい。
例年、インフルエンザワクチンは10月から接種を開始していますが、11月から江東区では小学校2年生まで無料になった関係で、10月に予約を入れていただいていた多くの患者さんが11月まで接種を待つことになりました。

確かに、このコロナ流行下、高齢者を優先というのは充分理解できる所ではあります。
しかし、無料になるという決定が知らされたのは接種開始の本当に直前。寝耳に水だったのです。

 

というわけで、例年は10月、11月、12月と3ヶ月をかけて接種しているインフルエンザワクチンをほぼ2ヶ月の間に打たなければならなくなったのです。

ワクチンの需要が増えたために、不足気味ではありますが、なんとか12月までは無くならないよう努力しています。

普段はしていない予約人数制限もやむなくさせていただいている状況です。
もし、具合が悪い、いつもの薬が切れてしまうなどで、予約が取れない場合はお電話をいただければありがたいです。

まだ、もう少しの間、ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。

 

 

2020.11.03更新

 

11月から小学校2年生までのインフルエンザワクチン助成がはじまり、多くのお子さんに来ていただいている状況です。

「全集中」「ワクチンの呼吸その壱の型」をしていただいて、泣かずに済む子や、やはり我慢できずに泣いてしまう子など様々です。でも、毎年やっているお子さんで前年よりずっと強くなっている子をみると「あー成長してるんだなー」と嬉しくなります。
とても怖いと思っているものが、やってみるとそんなに大したことでは無かったなと乗り越える経験は、子どもにとっていい面もあるように思います。

 

 

さて、10月には新潟で行われた第61回臨床ウイルス学会に参加しました。といってもオンラインでの参加ですので、実際には新潟の美味しい物は食べられませんでしたが。

 

臨床ウイルス学会

 

 

で、その中でもやはり大きなトピックはコロナウイルスです。印象に残ったのは、最近では接触感染よりも、空気感染を含む飛沫感染というルートを気をつけるべきと言う発表でした。

一般的に飛沫感染というと、咳、くしゃみなどが空中に跳んで長くても2メートルぐらいの範囲に落ちる。その飛沫が粘膜について感染するという理解かと思います。

 

国立病院機構仙台医療センター・西村秀一先生はクラスターの発生は「接触感染」の要素よりも「空気感染」の方が重要という発表をされていました。
咳とかくしゃみから発生する水滴の粒子は、すぐに落ちてしまう大きな粒子からふわふわと空中に数時間漂い続ける小さな粒子まで様々な大きさがあります。ふわふわ浮く小さい粒子をエアロゾルと言うそうで、学術的にはマイクロ飛沫という言葉はないそうです。

 

 

最近、こういった小さな粒子(エアロゾル)の中には活性のあるウイルスが含まれることが分かってきているとのことです。マイクロ飛沫というイメージよりより長時間、気流にのって比較的長い距離跳ぶそうです。

 

 

なるほど、合唱団などでかなり距離の離れた人同士の感染が起こるのもこの理屈で納得です。また、中国のレストランで気流にそって感染が広がったのも、空気感染だからでしょう。

 

レストラン

 

エアロゾルのリスクを下げるのは一番に「換気」です。
私たちにできるのは「3密を避けること」ですが、なかでも換気の重要性はこれからの季節いっそう重要になってくると思われます。

 

寒くなりますが、頑張りましょう。

 

 

2020.11.03更新

 

11月から小学校2年生までのインフルエンザワクチン助成がはじまり、多くのお子さんに来ていただいている状況です。

「全集中」「ワクチンの呼吸その壱の型」をしていただいて、泣かずに済む子や、やはり我慢できずに泣いてしまう子など様々です。でも、毎年やっているお子さんで前年よりずっと強くなっている子をみると「あー成長してるんだなー」と嬉しくなります。
とても怖いと思っているものが、やってみるとそんなに大したことでは無かったなと乗り越える経験は、子どもにとっていい面もあるように思います。

 

 

さて、10月には新潟で行われた第61回臨床ウイルス学会に参加しました。といってもオンラインでの参加ですので、実際には新潟の美味しい物は食べられませんでしたが。

 

臨床ウイルス学会

 

 

で、その中でもやはり大きなトピックはコロナウイルスです。印象に残ったのは、最近では接触感染よりも、空気感染を含む飛沫感染というルートを気をつけるべきと言う発表でした。

一般的に飛沫感染というと、咳、くしゃみなどが空中に跳んで長くても2メートルぐらいの範囲に落ちる。その飛沫が粘膜について感染するという理解かと思います。

 

国立病院機構仙台医療センター・西村秀一先生はクラスターの発生は「接触感染」の要素よりも「空気感染」の方が重要という発表をされていました。
咳とかくしゃみから発生する水滴の粒子は、すぐに落ちてしまう大きな粒子からふわふわと空中に数時間漂い続ける小さな粒子まで様々な大きさがあります。ふわふわ浮く小さい粒子をエアロゾルと言うそうで、学術的にはマイクロ飛沫という言葉はないそうです。

 

 

最近、こういった小さな粒子(エアロゾル)の中には活性のあるウイルスが含まれることが分かってきているとのことです。マイクロ飛沫というイメージよりより長時間、気流にのって比較的長い距離跳ぶそうです。

 

 

なるほど、合唱団などでかなり距離の離れた人同士の感染が起こるのもこの理屈で納得です。また、中国のレストランで気流にそって感染が広がったのも、空気感染だからでしょう。

 

レストラン

 

エアロゾルのリスクを下げるのは一番に「換気」です。
私たちにできるのは「3密を避けること」ですが、なかでも換気の重要性はこれからの季節いっそう重要になってくると思われます。

 

寒くなりますが、頑張りましょう。

 

 

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