アレルギー科

当院のアレルギー科

当院の特徴

院長はアレルギーの診療経験が豊富です。国立小児病院(現・国立成育医療研究センター)のアレルギー科に約6年在籍し、重症のアトピーやぜんそくの子どもたちを数多く診療してまいりました。特にぜんそくに関する専門的な診断と治療が可能ですので、ぜひご相談ください。

 

長引く咳でお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください。長引く咳は、必ずしもアレルギーが原因とは限りません。原因を見極めて適切な治療方法に改めることで、短期間で大幅に改善するケースもあります。

 

近年、アレルギーは、赤ちゃんの正しいスキンケアで予防できることが明らかになってきました。当院ではアレルギーの予防指導に力を入れています。

 

食物アレルギーのお子さまに対して、積極的に検査を実施しております。血液検査、皮膚テスト(プリックテスト)、食物負荷試験の実施を通じて、適切な制限と解除を指示いたします。

こんな症状はありませんか?

症状一覧
  • 鼻水
  • 長引く咳
  • 皮膚のかゆみ
  • 発疹
  • 下痢
  • 口の中の違和感 など…

主なアレルギーの病気

  • ぜんそく(気管支喘息)
  • 花粉症(アレルギー性鼻炎)
  • アトピー性皮膚炎
  • 食物アレルギー
  • じんましん
  • アレルギー性胃腸炎 など…

アレルギーの予防

アレルギーが起こるしくみ

アレルギー反応とは、太古より人間の体に備わっている免疫反応の一つです。

 

人間が病気にならないように体内で働いている白血球やリンパ球は、細菌やウイルスの攻撃から体を守るものです。一方、アレルギーは、元々は寄生虫から体を守る反応でした。しかし、現代の先進国では衛生環境が改善したため寄生虫がどんどんいなくなり、その代わりにアレルギーが増えています。

 

かつて寄生虫は、皮膚のバリアが壊れた部分から侵入することもありました。このため、皮膚から侵入してくるものを寄生虫と勘違いしてアレルギー反応を起こしてしまうと考えられています。赤ちゃんの皮膚は薄くてデリケートで、大人よりも傷つきやすいものです。最近の研究で、皮膚の状態が荒れている赤ちゃんは、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーになりやすいことが指摘されています。

アレルギーの予防

アレルギーの予防にはスキンケアが重要です。赤ちゃんのうちから丁寧な肌の保湿を心がけることで、食物アレルギーや、それに引き続くぜんそく、アレルギー性鼻炎などの「アレルギーマーチ」を未然に防ぐ効果が期待できます。実際に、保湿剤の使用で有症率が減ることが、世界的な論文で明らかになってきました。

アトピー予防のスキンケアには、以下のようなポイントがあります。
  • お風呂から上がって3~5分以内に、適切な量の保湿剤を塗る
  • 乾燥防止のために、ぬれたガーゼで顔を拭かない

これらはほんの一例です。当院にお越しいただいた保護者の方には、体の洗い方や保湿剤の量など、さらに具体的なポイントを丁寧にお伝えしています。

検査と治療

検査

  • 血液検査
  • 皮膚テスト(プリックテスト)
  • 食物負荷試験

治療

生活改善指導

食物アレルギーの適切な食事指導。制限・解除の時期、量など。

 

薬物療法

保険適法の小児漢方も活用しています。

 

免疫療法

スギ花粉症、ダニアレルギー性鼻炎に効果的な舌下免疫療法も実施しております。

長引く咳

長引く咳やひどい咳は、必ずしもアレルギーが原因とは限りません。長引く咳の原因は、大きく分けて以下の3つです。

1. 感染症(気管支炎、肺炎など)
2. アレルギー(ぜんそくなど)
3. 鼻水が喉に落ちている

これまで治療を受けているのに症状が改善しない場合は、違った観点から長引く咳の原因を適切に見極め、効果的な治療法をご提案いたします。長引く咳でお困りの方は、ぜひご相談ください。

お子さまの症状でお悩みの方は、気軽にお問い合わせください

丁寧にお話を伺い、患者さん一人ひとりのストーリーを大切に、最善の治療法を探してまいります

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