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2020.03.31更新

4月9日(月)より新型コロナ拡大に伴い、平日14時~15時の枠を1時間延長し平日14時~16時にさせていただくことにしました。
ワクチン・健診・夜尿症・アレルギー・継続中のくすり(いつもの薬)等・かぜ症状(発熱・せき・鼻水など)を伴わない方の診察も致します。


これまで平日14時から15時まで、主にワクチン、健診、アレルギー相談の方だけとしておりましたが、昨今の状況から、その時間枠を16時まで拡大させていただき、継続中の ”いつもの薬” の患者様もそのなかで診察させていただきます。
予約は電話で6週間前から当日まで予可能です。

新型コロナウイルスで外出の自粛の期間ではありますが、必要なワクチンが出来なかったり、”いつもの薬”が途切れることで病気が悪化したりしないように気をつけたいですね。

もちろんこの時間帯以外でも、すべて対応はさせていただきます。とくに午後はすいていますので、おすすめです。
遠慮無くお問い合わせください。

尚、午後の一般診察時間は4時からになりますので注意して来院してください。取っ手を拭いている

2020.03.18更新

皆様、連日の新型コロナ報道のなか、ご心配な日々を過ごされていると思います。
保護者の皆様も普段と同じような日常生活が送れず、お子様同様ストレスを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

当院も新型コロナの影響か外来はぐっと空いている状況です。コロナ待合

当院では、感染対策として、以前より標準予防策つまりマスク着用、手指消毒を励行しています。
診察室は2つありますが、どちらも立ち上がるとすぐ後ろに手をあらうシンクがあります。
開業のときの設計で特に意識した点でもあります。コロナ手洗い

さて、当院は小児科ですから、皆さんも気になっている子どもの新コロナウイルスの特徴についてすこし解説させていただきます。

3月13日に小児科学会から「小児の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の臨床的な特徴という文書が出されました。
その中で、


・主な症状は発熱と咳で、鼻水や鼻づまりなどの上気道症状は比較的少ない。嘔吐、腹痛、下痢などの消化器症状も報告はあるものの特徴的ではない。咳など下気道症状が主体ですが、ゼーゼーする喘鳴の報告は少ない。

・臨床経過は報告が少なく不明確なことが多い。成人同様に3日以上の発熱を呈する例も報告されている。

・血液検査での特徴がない。

・胸部レントゲン検査や肺のCT検査では斑状のスリガラス様陰影を認めるが、呼吸不全を呈した例は少ない。

・軽症あるいは自然軽快する症例がほとんどである。 

・ウイルス排泄は、症状の有無にかかわらず、鼻咽頭の他に便中からも長期に確認される。 

中国における小児(0歳から18歳)の報告は全体の2.4%に過ぎず、多くは軽症に経過しているとのことです。

以上が主に伝えられています。

 

これらから、小児の患者は少なく、全体的には重症度も低いと考えられます。
ただし、これまで知られている成人の症状とはかなり異なった症状なのでかえって診断がつけにくいとも言えるのでしょう。
症状だけではマイコプラズマ肺炎やインフルエンザなどと区別つけられません。

また、小児の新型コロナ患者さんから成人に感染させる可能性、リスクがどのくらいあるのかは現時点では不明な点も多いです。そのあたりが、はっきりしないと休校措置をつづけるか難しいですよね。

 

いずれにしても、今できることはマスク、手洗い、行動の自粛しかないのでしょう。
しばらくは、つらい状況が続きますががんばりましょう。

お子さまの症状でお悩みの方は、気軽にお問い合わせください

丁寧にお話を伺い、患者さん一人ひとりのストーリーを大切に、最善の治療法を探してまいります

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