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2021.07.08更新

 

当院でもコロナワクチンの個別接種を少しですがやっているせいか、最近 「コロナワクチンは授乳中にも打てますか?」という質問を受けることが何回かありました。

 

ころな準備

もちろん、若い世代のかたに接種の順番が回ってくるまで、もう少し時間がかかるかとは思いますが、気になるところです。

結論からいうと、接種可能です。接種したワクチンの成分は母乳中には検出されないですし、ワクチンでお母さんの体内で産生された抗体が母乳にでて、お子さんに免疫がつくかもしれないという論文も出ているようです。

 

コロナワクチン

でも、いくら主治医に聞いてもこういった情報が正しいと信じることはできるのでしょうか?

 

現在、本当にさまざまなルートで情報が飛び交い、中にはデマ、誤りも多く含まれています。

ですので、私たちはそれを見分ける手段が必要です。なるべく科学的に正しいことを信じたいのですが、科学は絶対ではないのでその限界もあることも知っておく必要があります。
少し前まで、科学的に正しいとされていたことが全くの誤りであることが判明することもよくあることです。

 

以下が、科学者が正しいと信じるに足る根拠にする順番です。(山中伸弥先生のホームページより引用)


1,複数のグループが査読を経た論文として公表した結果
2.1つの研究グループが査読を経た論文として公表した結果
3.査読前の論文
4.学術会議(学会や研究会)やメディアに対する発表
5.出典が不明の情報

でも、忙しい現代人に情報一つ一つを調べることは当然できません。

 

複数の信用できるサイトでは、根拠となる論文の引用をしながら解説をしていますので、それをいくつか見て考えるのがお勧めです。

 

で、私が普段参考にしているのは、

 

厚生労働省のコロナのページ 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html


こびナビ  (Twitterでも盛んに発信しています)
https://covnavi.jp

 

ノーベル賞の山中伸弥先生のページ
https://www.covid19-yamanaka.com

 

あとは、YouTube で

緩和ケアちゃんねる・かんわいんちょー
https://www.youtube.com/c/kanwa/featured


なんかも良いかと。

 

いずれにしても、情報は刻々と変化します。なるべく複数の意見を聞いた方が良いかと思っています。

 

 

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