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2020.09.25更新

 

天高く馬肥ゆる秋ということで、そろそろ食べ物も美味しいものがでてきますね。 
ただ、大好きなサンマがあまり取れないということで残念な今年です。

 

また秋になると、夏の間に増えたダニが死に、それがアレルゲンとなって喘息、アレルギー性鼻炎が増悪する季節でもあります。
この室内でアレルギーを起こすダニは目に見えないほど小さく、人の肌を刺したりすることは出来ません。

 

でも、秋に「ダニに刺されたかも」とかでいらっしゃる患者さんに見られるのが「チャドクガ」の毒針による皮膚炎です。

チャドクガ

 

かゆみの強い、赤いぽつぽつが露出部だけでなく、お腹や背中にも見られます。
毛虫が、その毒針を空中に飛ばしそれが触れた皮膚に発疹ができ、服の中に入れば衣服についた毒針が広範囲に触れることで発疹はかなり広がります。

 

チャドクガの幼虫の毛虫は、茶の葉、ツバキ、サザンカにつきますので、
お話を聞くと、たいていが公園で遊んだあとなので、それで診断がつくことも多いのです。

 

毛虫と聞くとイメージとしては春先を思い起こしますが、チャドグガの幼虫は年2回、5月〜6月と、8〜9月に出現します。

 

いまは、チャドクガの皮膚炎の季節でもあるのです。

 

 

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