世の中は、どうも死亡率の比較から新型コロナウイルスはインフルエンザより怖くないという人がいる一方で、罹患した若者が軽症にも関わらず退院後も多くの後遺症に悩むといったことも言われしっかり自粛している人もいるようです。
でも、やはり違う病気を重症化率や死亡率で単純に比較するのは無理のある話かなと思います。
たとえばインフルエンザは罹っても今回の新型コロナウイルスのように全身の血管に炎症をおこしたりしません。
「感染対策重視派」と「心配しなくて大丈夫、経済回せ派」の溝はいっそう深くなりそうで怖いです。
そんな中で、東京都医師会の尾崎治夫先生が先週会見を開いて、コロナの流行拡大に大きな危機感を表明しました。
その中で、エピセンターを中心に積極的にPCR検査をすることなど、かなり具体的な方策を盛り込んだ会見でした。
また同時に、臨時国会を開き、コロナ対策をとりやすくするように特別措置法の改正を含めた議論をすべきだという主張もしています。
さて、どうなりますでしょうか?