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2020.06.25更新

コロナ自粛で、仕事面、生活面の変化が大きかった方も多かったかと思います。暗い話題のなか、我が家のたまの楽しみは、ポケットマルシェとかの通販サイトで産地直送のお取り寄せです。


これまでのヒットは淡路島の新タマネギとか、島根県の鮮魚とか、有明海ののりとかです。我が家には食べ盛りの息子が2人いますので、あっという間の消費ですが。。

歩ケマル

 


鰹節、醤油をかけたタマネギのスライスはもともと大好物ですが、やはり本場のものは甘くて大いに楽しめました。普段たべない川魚のやまめの塩焼きとか、唐揚げなんかも。

田中屋鮮魚店という島根県の松江からの新鮮な刺身も印象的でした。また、体重を気にしつつも北海道の六花亭のおやつセットも頼んでしまいました。


ネットで注文して、生産者の方から遠方にも関わらずすぐ届き、改めて日本の物流のすごさに感心してしまいます。

生産者の方に食後の感想を直接つたえられるのも、ネットがつなぐ縁ということで、感慨深いです。どんどん、日本は狭くなっている感じですね。

 

さて、いろいろな地域にはその特産物がありますが、実は病気にも地域差があるものが知られています。代表的なのは日本脳炎です。

日本脳炎は日本を含む東アジア、東南アジア、インド、ネパールなどに広くみられる病気で、罹っても大半は症状が無かったり、軽い熱で終わりますが、感染者の100人から1000人に一人、脳炎症状や多臓器不全などがでて、急性期には1-3割死亡すると言われています。現在は予防接種の効果などで症例は少ないですが、特異的な治療法はありません。

 

この病気で特徴的なのは、人から人にはうつらないことです。ウイルスは主に豚が持っていてこのウイルスを持った豚を蚊が刺し、その蚊が飛んできて人を刺すと感染してしまうのです。

 

日本脳炎ウイルスをもった豚はどちらかというと九州、中国、四国地方に多く以前から患者さんも同じような地域に多かったのです。そんなわけで、以前は北海道ではワクチンは推奨すらされていませんでした。

 

でも、2015年には千葉でも乳児の患者さんが報告され、地域差もなくなって来ているようです。
これも日本がいろんな意味で狭くなっているからでしょうか。それとも他国からの旅行者が多くなっているからでしょうか。

 

いずれにせよ、そろそろ蚊の出る季節。気をつけたい病気ですね。

 

日本脳炎

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