自粛期間が長くなってお疲れではないでしょうか?こんな時は以前の普通の生活のありがたみがわかり、文句をいいながらも過ごしていた日常が恋しくなってきます。
あふれる情報に加え、皆さんLINE、zoomなどで情報交換も盛んになっているのではないでしょうか?
先日はうっかり書きかけのブログの原稿を小児漢方のお仲間のLINEグループに送信してしまいました。
誤送信したのはすぐに気づいたので、慌てて消去しようとしたのですが、あっという間に多くの先生に意味不明なメッセージを読まれてしまいました。
皆さんもお気をつけてください。
さて、最近はワクチン、健診で来院されるお子さんが多いのですが、いつもより赤ちゃんの湿疹の子が目立つように感じます。
外出を自粛するなかで、赤ちゃんの湿疹ぐらいと受診を我慢されていたのかなと思ったりしています。
私たちは湿疹、とくに乳児の湿疹はなるべく早く治したいと考えています。なぜなら、赤ちゃんのときに湿疹があると、そこに卵や牛乳などアレルゲンが入り込み食物アレルギーができることが最近分かってきているからです。
これを経皮感作といいます。
しばらく前に小麦の成分を含む茶のしずく石鹸で小麦アレルギーになって問題になったニュースをお聞きになったことがあるかも知れません。
食物アレルギーはひどければアナフィラキシーといった大きなアレルギー反応をおこすこともあります。
また、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎といったアレルギーの病気に進んでしまうこともあるので、乳児湿疹を我慢して放っておくのは後々の大きな悩みになる可能性もあるので、気をつけたいところです。
まずはスキンケアなどしっかり知って対処していきましょう。
きちんとしたケアで皮膚バリアをつくれます。
湿疹、アレルギーの相談も予約外来で可能です。
平日14時から16時、土曜日は9時から11時がワクチン、健診、アレルギー、いつもの薬の外来です。
6週間まえから当日まで電話予約可能です。